ハーブというとヨーロッパの食材のようで敷居が高く感じられますが、日本でも古来から使われています。
例えば、シソ。夏場の暑い時期には食欲をアップしたり、殺菌作用があるのでお弁当に入れたり、ドレッシングのピンポイントとして利用したりと使い勝手がいいものです。山ワサビもそうです。ピリッとした味は食材を引き立ててくれます。ドクダミや日本茶、桑の葉もそうです。昔から使われている植物療法はこれまでに培われてきた経験があるので確かさがあります。
せっかく身近にあるハーブを生活に取り入れてみましょう。
使い方を紹介してみました。
《おすすめブレンド》
*ペパーミント&レモングラス&バタフライピー
すっきりとさっぱり!夏の暑さも吹っ飛びます。色も涼しげです。
*ハイビスカス&ローズヒップ
ビタミンCやクエン酸を含むので疲労回復や運動の後に。
時短:ティーパックにハーブ入れてペットボトルに入れるだけ。冷蔵庫で6時間ほど入れておきます。
《おすすめレシピ》
*マテ茶のハーブティー
鉄分やカルシウムが多く含むので貧血の方におすすめ。
熱湯でないと抽出できないカフェインが少ないのでおやすみ前にも飲むことができます。
*レモンマートル茶のハーブティー
レモンマートルはレモンよりレモンの香りがします。さっぱりとして飲みやすいです。夏は炭酸に入れても美味しいです。
植物をアルコール(ウォッカ、果実酒、焼酎)などに浸して、植物の有効成分をアルコール液に抽出する方法です。
植物に含まれる水溶性と脂溶性の成分の両方とも抽出できるので、大変有効です。
チンキ剤は薄めて飲んだり、湿布剤や化粧水として利用します。
ボウルなどに入れたハーブに熱湯を入れて、蒸気を吸入したり、蒸気を空気中に拡散したり、バスタオルを被って顔に当てたりします。
ハーブの香りや有効成分が脳に働き変えたり、結構をよくしたりして、血の巡りをよくします。
ハーブはドライでもフレッシュでもいいです。
お湯でハーブを抽出するか、チンキ剤などを利用してタオルなどを用いて不調な部分に当てる方法です。
皮膚からハーブの有効成分を直接吸収させる方法です。
*捻挫・打撲
スペアミント、ペパーミント、ユーカリ、ラベンダー
炎症が治ったら、温湿布に切り替えます。
*肩こり(首や肩にに温湿布)
タイム、ユーカリ、ラベンダー、ローズマリー
*頭痛(首に温湿布)
スペアミント、ペパーミント、ユーカリ、ローズマリー
*腹部の痛み(腹部に温湿布)
カレンデュラ、カモミールジャーマン、ラベンダー
ハーブティーを濃いめに抽出して、湯船に入れたり、天然塩や重曹と合わせてドライハーブやフレッシュハーブを入れて楽しむ方法です。
ハーブの有効成分が皮膚から浸透して温熱効果を高めます。
また天然塩にはミネラルがたくさん含んでいるので発汗作用もあります。重曹には肌を滑らかにする作用があります。
心身ともに疲れた時は湯船でゆっくり浸かると、リフレッシュできます。